雑記

親愛なる○○に捧げる

職場でご立腹

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変なもの見つけたんで、文句言います。

職場でこんなシャチハタを見つけまして、腹抱えて笑った後、なんだか情けなくなってきて、自分の仕事への戒めとして、捨てずにおくことにしました。

他所の係から回ってきたものなのかもしれないけど、「シャチハタに『不要』ってなんだよ!?」と、ツッコミどころが満載です。

「印」とは?

「印」や「はんこ」というのは何かの、誰かの痕跡を伝えるものであって、署名と同等の効果がある重要なものです。誰の痕跡であるかをハッキリ伝えるものである場合は、使う人の権威と責任を証明するわけで、卑弥呼の「金印」や三国志の「玉璽」なんかその代表でしょうね。
現在の日常生活でも実印とかになってくると、公的な意味でよく使うもので、役所に登録して契約書なんかの重要書類が真正であることを示すものになります。効力が強いですから、シャチハタみたいなスタンプ印はあまり使わない、偽造しにくい手作りのものです。
一方、いわゆるシャチハタや三文判とか言われる、苗字だけの認め印は、一般的な申し込みや受け取りの証明で使います。

事務処理とかで使われるスタンプは、法律的な証明の効果があるものも無いものもあります。なんらかの事務処理をしたという痕跡をわかりやすく伝えるものです。赤字と黒字になんとなく差があるようで、赤字は何か意味のあること、「処理済」とか、「受付」とかです。ものによっては赤字でも法律的な効果が無いような時もあります。「決定稿」とか… 
黒字スタンプは、住所や電話番号みたいに手で書くより楽だから、くらいの意味で気軽に使われるものですね。

でもさ、そんなスタンプでも、すくなくとも書類になんらかの性質を与えるものでしょ?
お客さんに申請書とか申込書を書いてもらった後、「受付」とか「処理済」とかスタンプを押すのは、それを「受付」したことを確認し、「処理」したことを確認して、厳重に保管するなり、あるいは保存年限が過ぎたのなら処分するものですよ。

それを「不要」ってなんだよ? いや、お客さんが出した書類を取り下げたいって言ったり、例えば「銀行で支払いします」って書類書いたから銀行振り込みの用紙を作ったのに、請求書送る前にATMで送金してきた、みたいなケースで振込用紙が不要になるケースはありますよ。

でも、明らかに「不要」だ、と判断したら処分できるでしょう!? どこのアホが明らかに「不要」って書いた書類を、バインダーに綴じて何年も保存するんだ。しかもシャチハタってなんだよ、何回押すつもりなんだ!そんな書類を何枚作るつもりなんだ!

スマートにやりたいねん!!
スマートに!!
ナニワから出てきて15年!
書類くらいスマートに捌きたいんじゃ!!


残すことになってない書類の廃棄なんて、いつでもできるわけですよ、こんな持つところの綺麗なシャチハタが発明されてる頃には。つまり、少し考えれば分かることですが、このスタンプを作って書類に「不要」の性質を与えた人は、実際にはその書類が「不要」では無いのではないか、と迷っとるわけですよ。「不要」って押して、廃棄しなかったわけだから。判断できなかったんだ、本当に不要なのかどうかを。
もしも後でなにかが起こったとき、「不要」ではなく「必要」になるのではないか? だから「不要」って痕跡を残して保存してるわけですが、いざというとき「必要」になるかもしれないものを残しておくなら、それは「不要」とは違う、そうだよな?

ま、仕事といってもいろいろあるし、「不要」の印を押す必要がある書類、なんてのが本当にあるのかもしれません。でも今私がやってる仕事にそんなの無いし。

いまの私の目には、この「不要」のシャチハタがうちの職場の悪弊、「ムリ・ムダ・ムラ」の象徴のように見えまして、大変腹が立って情けなく思ったのでした。