雑記

親愛なる○○に捧げる

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隠れ漫画家はなぜ仲間をみつけると嬉しいのか?

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最近の経済系雑学本のタイトルって流行があるんですね。

国民年金に「学生納付特例」っていうのがあって、保険料を納付するのを就職したときまで先延ばしにする制度なんですけども、手続きに必要な書類は年金手帳、認めの印鑑に学生証なんですけども。

で、まあ今日も今日とてその手続きでうら若い20歳前後の女子大生と、どうでもいい男子学生を受付してるわけですが、午後に入ってから一人、私個人の失敗と言うか、残念な出来事になっちゃいまして。


「学生納付特例」は、学生なら納付しなくてOK、とは言っても、実は「学生」の基準がグレーな所も多く、例えば通信教育の学生で教員資格取るために何単位か選んでる人とか、「私塾」っていってLECやTACみたいな一部の資格予備校とかはダメなんですよ。自動車教習所もダメ。だから、学生証を持ってきてもらって認定校かどうか確認するんですよね。

そしたら、地味というか、でも派手でないだけで私は好きな感じの娘がやってきて、学生証出してくれるんだけど、その学生証には

『○○大学 マンガ学部 コミック科』

って書いてあるんですよ。うん。


そこで私だ
私は隠れマンガ描きだ。どうにか社会に溶け込みながら、夜な夜なひっそりマンガを描いている。
家族の理解も得られないような状況で一人さびしくをマンガ描いてる私は、それを見たとき、まるで仲間を見つけたような気持ちで、とても嬉しくなってしまった。こんな大学があるのか。みんなここでマンガを夢見ているのか。他人のネームとか見せてもらって、感想を言い合ったり、意見の対立でけんかしたりするのか。そしてもっと面白いマンガが出来たりするのか。どれはひょっとしてトキワ荘みたいな?…いいなぁ。

そういう瞬間的な妄想爆発は、思わず表情に出てしまった。要するに、にやけた。私にだって幸せを感じる権利はある。だが、彼女はその表情を嘲笑と受け取った。気づいて顔を上げたら、もう小さな頭を真っ赤にしていた。いまさらどう弁解して取り繕っても事態は悪化するばかりだと予想され、ただ感情を表情に出してしまった己の未熟さが悔やまれた。テンパる彼女に学生証を渡す私。接遇テンプレートを口にしながら、実はもっとテンパってるのはこの私でした。


今となっては、本当にあの女の子にこの不幸な誤解を説明し、謝罪してお伝えしたいばかりです。あなたの夢を笑うものなんて誰もいないし、誰かが笑ったとしたら、それは私が笑われたのとまったく同然なんです、と。
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