雑記

親愛なる○○に捧げる

「新香苑 森伊蔵事件」

cut352.gif

拍手さんに勝手な想像似顔絵つけてもいいだろーか?

お仕事で10何年に1回くらいで主催が回ってくる大会議があって、県内の自治体の人とかいっぱい来る大イベントがあったんですよ。それで課員総出で頑張って手伝って、特に今年入ってきた新人と(こないだお菓子作ってきたやつ)それからこれも今年やってきた若手の係長がもうすごい働きを見せてたんですね。入った年にそんな行事かぶるんだから、まあなかなか大変なもんです。ちなみに、私が入ったときは江角マキコとか未納議員3兄弟問題とか、菅直人自爆とか、そりゃあもうひどかったもんです。お昼とかにみのもんた効果があると午後はおもいっきり生電話が鳴りっぱなしだった。いまはそういったことも懐かしいと言えるベテランの域に来ましたが。


それでですね、その打ち上げだってんで、私と係長と新人、他2名で飲みに行ったわけです。場所はウチの会社で中年クラスなら誰でも知ってるという中華料理屋で、「新香苑」とか言うお店。連れられていって見ると、狭っくるしい玄関でイヤな予感がしたんです。ところが入ってみると、いやもう、これがいわゆる中華料理屋のあぶらぎった感じがなく、広くてキレイ。それでテーブルにつくと、異常に大きな仏壇。それから、奥の座敷席のテーブルがひっくり返ってる。なにこれ、と。

なんでも、腕の良い料理人だったオーナーが死んでしまったとかで、縮小営業中らしいんですわ。そんなお店もあるのかな。金・土・日の夜5時から8時半までしかやってないという、奈良市病欠職員もビックリな仕事ぶりです。トータルしても週12時間働いてねー。しかも、追加オーダー飲み物以外不可。なにそれ、商売やる気あるの? 

ところが注文を先輩お任せにしてみると、出てくるモノ出てくるモノ片っ端からものすごい美味しい。「油が強くなった」と先輩方言うけど、それは多分老化現象っすよ、とは言わなかった。さすがこんな関羽が怒ってくるよーな営業が成立してるだけあって、10席しかないテーブルは乾杯する頃には全部埋まってました。


さてこのお店なんですが、もの凄く寒かったんですよ。結構ひろいのに、相当旧式の石油ストーブ一台のみ。しかも、店員のところに置いてある。(これはどういうつもりか?) 

乾杯のビールだけで体が冷えてしまい、飲み物のオーダーだけは追加が出来るんですが、もう冷たいモノなんて飲みたくない。まあ熱燗ですよ、こうなってくると。と思ってドリンクオーダー見てましたら、目についたんですよね「森伊蔵」

超高価な焼酎、森伊蔵ですよ。1升瓶一本ウン万円の酒です。
うわー、すごいねと新人に問いかける私。一杯「1280円」ですよ奥さん。こんなちっちゃな「ぐい飲み」に、重ねて言うが一杯1280円ですよ。ちなみに私は飲んだことありません。後輩の新人は酒屋の息子なんですが、やっぱり飲んだこと無い。

でね、上司と来てるわけですよ、この打ち上げの飲み会は。ねえ?まあ通常、おごってくれるわけです。でもそれは「分」をわきまえての話ですよ。その場合、高価なモノは上司。部下は尽くして、その上で貸し借りなしで気持ちよくおごって貰うってワケです。しかもですよ、通常以上に高価なモノを飲んでしまう以上、これはやっぱりおごってくれる係長に「恩に着ないと」いけない。余計なモノ抱え込むのはよくないことですよ。


マルメン「新人君、『森伊蔵』飲んだら?」

新人「いや~、僕はいいっすよ、飲まないっすよ。申し訳ないっす」

係長「いいよ、飲みなさいよ」

新人「いや、別に飲みたくないんです、普通のお酒で良いです」

マルメン「あ、じゃあ、係長!僕、飲みますよ」

係長「いいですよ。」

先輩1「あ、じゃあ僕も」

先輩2「じゃあ、私も」

係長「じゃあ私も飲みますわ」


新人「あ・・・!じゃあ、あの、僕も飲みます」

全員「どーぞ、どーぞ!!!」

ということで、新人さんだけ係長のおごりで森伊蔵飲むという構図が出来ました。これはいじめじゃ無いんですよ。いじりですよ。