雑記

親愛なる○○に捧げる

♪会社に残った俺がいる~

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とにかく今日は仲間が一人辞めましたんで、送別会でした。

どんな顔していったら良いか…。
ともかく私はあと34年ほど、この仕事をやっていくつもりなもんで、そこは不安は無いです。ですけど、「あと34年、この仕事をやる」…それはどこか憂鬱なことでもあります。このような人生は、きっと数字を数えてゆくくらい平凡で、先が見えています。それでもある程度年齢を重ねてくると、色々と苦労というものをするので、道を踏み外すことの恐ろしさを知っています。だから、もう引けない。

すると、一方でそれは誇りへと変わっていくのが精神活動というやつなのでしょうか、なるほど心がけ一つ変えてみれば、この仕事は社会貢献を絵に描いたような仕事であります。サービス業だから見もしない人から「ありがとう」と言われるし、実際苦しんでる人がやってきて、親身になって仕事して、それで感謝されると、涙が出そうになるくらい報われる。そうした日々の積み重ねは、やがてプライドへと変わる。それはそれは安っぽいけども。

一方で、それをポンと辞めちゃう人がいて、それでどんな顔していくか困りました。「隣の芝は青い」というか、その人の人生は輝きに満ちているような気がして。私は自分の仕事がけっこう好きで、それだけにそれを捨ててしまう人が、いったい何を求めたのか、ずっと気になってました。

無論、私もそこは社会人なんで空気読めるし、辞めてしまうその人のことをけっこう好きだわ、尊敬してるわで、ズバズバ聞いちゃったり、ここで明かしてるような自分の仕事への思いをぶつけてみるようなことはありませんでした。が、感情として知りたかった。聞けたらよかったんだけど、勇気なくて聞けませんでした(^^;)。でもみんなそうだったらしく、けっこう周りで遠まわしに聞いているのを耳にしました(笑)

結局、最後まで彼女はその理由を明かさなかったです。
何も言わないまま去って行きました。逆に何か良い印象をもらいました。彼女は宴の最後、総勢40人のテーブルをまわり、一言挨拶してました。

いろいろ思い出します。就職の時、集団討論で彼女と私は同じ組でした。討論で熱くなった私が暴走して脱線し始めるのを彼女が止めるというのを、アイコンタクトのみで「演出」しました。お互いなかなかテクニシャンであったと思います。

「そういうのも思い出やね~」というと、彼女「眠い眠い」といいつつずっと顔抑えてたんで、多分泣いてたんじゃないかと思います。正直焦りました。

そういうなんか良い感じの思い出をたくさん残し、彼女は新天地へと飛び立ちました。何やるのか知らないけど、何やるにしても陰ながら応援したいと思います。