雑記

親愛なる○○に捧げる

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素晴らしき哉、人生!

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シエスタはタバコも酒もやりません、とアイドルのようにイメージを死守っておく。


今日、同期の人が一人辞めました。お仕事の話です。

特別な繋がりは無い、ただの同期です。しかしそこは私らのやってる仕事、これ退職ということがあまりないんで、定年じゃなきゃ自主都合退職です。つまり、自分で選んだ仕事を自分の思いで辞めた、ほぼそうなります。

女の子でしてねー、しかも相当優秀な人材で、同期の筆記テスト一位、性格も温和で、やる気や正義感にあふれ、非の打ち所の無い人でした。職場にとっては大きな損失だと思いますね、私のようなマンガとかの邪念を持って仕事してる、あまり優秀でない人材をを引っ張っていくような存在でしたよ。退職理由は知らないんだけど、なんというか複雑な思いはあります。結婚であって欲しい、というか。


今の仕事について丸2年になろうとしています。私のようなボンクラでもそれなりに仕事を覚え、大きなシステムの歯車のひとつとして、機能しています。そう、自分は特に問題のない歯車だと、ようやく自信を持って言えるようになりました。回らなくてはいけないし、回りすぎても良くない、システムからスポイルされたら、転がって落ちるとこまで落ちていく、その程度のものが歯車ですが、歯車には歯車の誇りというものはあるようです。歯車は、抜けたらシステムの機能(の一部)が動かなくなるものだからです。歯車のほうはそう思ってます。

ヘミングウェイは、「The world is a fine place and worth fighting for」と言いました。人生は素晴らしい、戦う価値がある。映画「セブン」で、モーガン・フリーマンが「後ろの部分は賛成だ」って言いましたが、うーん、あんな地獄のような惨劇があっても戦う価値くらいはあるということです。うん。


つまりどこが引っかかってるかと言うと、辞めた人は、ほんとに優秀な人だと私も含めて同期全員が思ってましたし、実際そうだったようです。やっぱ違うレベルにある人、というのは分かるんですよ。会って話せば。そこで今時の才媛が、ただ結婚というような小さな幸せを見出すかなー、と思っちゃうんですよね。

この人は、今の仕事に飽き足らず、もっと高いレベルの仕事を探して飛び立ったんじゃないかな?

だったら良いことなのだろうと思います。すると先輩が、もう何年もやってる人なんだけど、「そういう人は多分新しい仕事についてもやっぱり飽き足らなくなるんじゃないかな?」と言うわけで、ああそうかなやっぱ、と思います。「坂の上の雲」ってやつで、険しい坂があり、一すじの雲が、坂の上に見えていた。それを追って、歯を食いしばって坂を登っていくんだけど、坂の上まで来たら、雲はまだはるか先にある。

妄想を彼女に押し付けてるわけですけど、このあくなき向上心、本当に輝かしいばかりで、人たるものこうあるべきなんだと思えてなりません。そうなると、ひるがえって自分を見るとみじめなんですよ。歯車の見渡せる地平なんて、たかが知れたものなのかな。

「人生で何が辛いって、みじめな生き様を晒すことだ。そうならないように、みんな一生懸命になって生きている。」自分で「M74」冒頭にこの言葉を据えておきながら、なにやってるんでしょうね(笑)

少なくとも、自分は一生懸命生きている、自分の人生は素晴らしいんだ、とせめて信じておこうと思います。必死でね。もちろん努力もしますよ。それだけが、私程度のものが自分をみじめさから救う、唯一の方法ではないか、と思うんだなぁ。
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