雑記

親愛なる○○に捧げる

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シエスタは社長になれるのか?

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タイトルは今からお送りする話のことで、マンガと無関係です。


ことの発端は、うちの記録システムの改善研究に始まります。

基本的に「国民年金」という年金は、20歳から加入することになり、昭和36年に始まる制度です。一方、サラリーマンなどが加入する年金は「厚生年金」と言います。これに加入すると、国民年金に入っていることにもなり、一ヶ月あたり納付する金額は給料によりますが、国民年金より随分多くなります。その分、老後にもらえるお金も多いです。「正社員」はフリーターや臨時社員に比べて随分待遇が保証されていますが、その「保証」とは何かというと、この年金や雇用保険、健康保険など各種の社会保険です。

これの発足は太平洋戦争のころで、おのおのの会社が社員のために独自にやってたものを、制度化したものでした。戦費調達のために始まったと言うウワサもあります。これは余談。

さて、先に述べたとおり、国民年金は20歳から加入するものです。では、厚生年金は20歳からでしょうか。高校卒業してすぐ(18~9歳)や、中学卒業してすぐ(15~6歳)働く人もいて、厚生年金に加入できます。では、もっと若い人はどうなるだろう。システム的な問題はまさにここでした。

そのことを法律に詳しい人に聞くと、「労働基準法を見よ」となります。あと、児童福祉法などです。児童の労働は禁止されていて、例えばテレビの子役のような特殊な業種を除いては、児童は労働できないことになっています。あまり詳しく調べていませんが、恐らく労働時間の制限などが厳しくあり、厚生年金が適用されるほどの長時間は労働できないのでしょう。


ところが、これはあくまで「労働」の話なのです。ここがミソでして、実は厚生年金に入ることが出来るのは労働者だけでなく、事業主、つまり社長や取締役などの経営者も厚生年金に加入するのです。

「女子高生社長」など時々取り沙汰されることがありますが、商法254条の2に記載されている「経営者の欠格条項」には「未成年者」の記載が無く、マンガやゲームによく出てくるような少年社長や少女社長が認められることになります。「自称」社長とかは好きにしたら良いとして、国が運営する社会保険に加入すると言うことは、国がその存在を認めたと言うことになり、そうなると話はちょっと面白いな、と思いました。

シエスタが活躍する時代は、社会保険なんてドイツ帝国のビスマルクがやっと始めた頃ですし、一応あれ舞台アメリカなんで、日本の法律が適用されるようなお話ではありませんが、11歳の少年が公的に認められる社長なんてことになれば、ずいぶん夢溢れる話じゃありませんか。王様や皇帝なら良くある話ですけど。10代って人生で一番輝かしいって、日本では思われてますからね(苦笑)


ただ家帰ってベテラン中のベテランであるわが父に聞いてみたところ、民法上の意思能力や行為能力が認められるのが確か15歳ということで、それが無いと契約が認められないということになるそうです。印鑑登録も出来ないので、社印なども作れないし、登記できないらしいです。子供に法人格認められるか?

うーん、例えば代理人や後見人を立ててみる。こんなケースです、大富豪の大地主のジジイが、10歳の孫に全てを相続させた。個人資産としては余りあるほどの不動産収入があり、これを法人として運営させることにした、などですよ。相続は誰でも出来ますし。


というわけで色々考えてみましたが、何の結論もでないままこの項、終わり。
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