雑記

親愛なる○○に捧げる

大先輩のお子さん

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見ずに描いた。半ズボンと蝶ネクタイ、耳です。

職場の先輩がすごい子煩悩な方で、3人のお子さん(全員が小学生)のクリスマスプレゼントに「PSP」のギガパックを買ってあげたとのこと。
簡単に「PSP」つってゲームだ、子供のおもちゃだなんだと言うけど、私が就職して2度目のボーナスで買ったような高価なおもちゃだ。確か3万円もするような品だった。これは決断が必要である。なんでもクリスマス前には子供3人、PSPのテレビCMが始まると、テレビの前に集合して「…欲しいなぁ…」と口を開けてる様が可愛かったらしいのだ。

私もPSPを買うまでは良かったんだけど、その後マンガに再度ハマりしたんで、愚弟がたまに遊んでるくらいの無用の長物になってまして。それで先輩に1万円で売りましょうか、というとそんなのはダメだ、と。この人は酒もタバコも一切やらず、定時でさっと帰るほどひたすら子煩悩なのである。


すると正月明け「なあマルメン君。」と先輩。

大先輩「PSPでテレビ見る方法って分かる?」
マルメン「…テレビすか?」

実際このPSPは液晶画面のレベルが高いので、安価なポータブルDVDという側面を持っている。PS2でソニーが得た戦略の一つだ。ただ私の認識では、それはDVDソフトを買って、映画を見るということに留まり、字幕派の私は文字の小ささであきらめていた。ていうか、映画自体最近あまり見ていないし、実は最近はテレビもニュースとスポーツくらいしか見ていない。

大先輩のお子さんのことでもあり、私もちょっと興味を持った。それで帰って調べてみると、いわゆるロケーションフリーテレビという使い方が出来る。電波をキャッチして動画を流す、ということではなく、最近ビデオに変わって台頭してきた「HDDレコーダー」で録画し動画データを、保存して再生する。直接PSPをパソコンに接続して保存するか、無線LANの効く都心部の喫茶店やマクドなどで転送することも出来るという。私自身もHDDレコーダーは持っていないが、パソコンにチューナーを内蔵してあるので、録画が出来る。

以上のようなことを知ったので、先輩に報告する。
マルメン「パソコンかHDDレコーダーお持ちですか?」
大先輩「ほとんど使ってないけど、パソコンはあるわ」

聞いてみると意外と最新のパソコンだったので、いけると思ったのだが、
大先輩「で、どうやってPSPにテレビを保存するん?」
マルメン「え、せやからUSBでね…」
大先輩「…USBって何や?」


正直、先輩が今到達しているこの地点から、ロケーションフリーテレビという高みまで連れて行くのは、相当困難が予想された。とにかくやって見せようと思ったので、どんなテレビがよろしいか、と聞くと「くれよんしんちゃん」か「名探偵コナン」、あるいは「ドラえもん」「ポケモン」とのことである。早速帰り道梅田のヨドバシで1GBのメモリースティックを購入し、一方HDDレコーダーを所有する愚弟に連絡。現在の32MBのメモリースティックが挿さった我が家のPSPで、試作を依頼する。

家に帰ると愚弟が早速用意していて、こないだのK-1の1試合を入れてあった。実際、やってみて思ったのは、かなりいけるという感覚を持ったことだ。私のような遠距離通勤者は移動に往復4時間消費する。起きてる時間の実に4分の1である。しかもほとんど座れないので眠れない。今、あんまりテレビを見ないのは、平日余暇の少なさの裏返しである。

一方、HDDレコーダーが普及し、電子番組表という便利なものが使えることもあって、「これとこれ、あとこのドラマも抑えておこう」という感じで、新聞とにらめっこしなくてもポンポンと録画していける。ところが、ニートや専業主婦ならいざ知らず、私のようなまじめに通勤して働く人間は、多チャンネル化しようが大量保存できようが、見る方の時間が足りないのである。

ソニーから2000円で、動画をPSP用の動画方式(AVCというかなりハイレベルな形式)に変換し、転送してくれるソフトが出されている。iPodで言うiTUNEみたいなものだ。正直こういう使い勝手の良いソフトがあると無いとでは、普及率に差が出てくると思った。ただ2000円というのは、どうなのかと思う。