雑記

親愛なる○○に捧げる

誤解されてるんじゃないか?

cut109.jpg

第5話は「鉄」の話を掘り下げて小難しくなります。シエスタのプロファイルに過ぎませんが、作者はコレが描きたくて仕方ないんで、我慢してお付き合いください。「どうなんかなー」とは思ってます。あと、シエスタの専攻する、鋼材その他に関する学問を「冶金学(ヤキンガク)」と総称することに、ごく最近気づきました。「鋼材学」とか読んでた。今風だと「材料工学」なんで合わないから勝手に呼んでたんですが。で、そのようにコッソリ直しました。


お仕事の話です。

今日、職場に「障害年金担当」あてに小包が届きました。小振りな箱だったんで、すわ爆弾か!細菌か!!と身構えてしまいました。

箱には「貴重品」と書いてあって、伝票に「商品券」と書いてあります……「オイッ!!」

冗談じゃありませんよ。商品券だなんて、なんのつもりで送ってきたんだか!送った人の名前に見覚えがあったので調べてみると、「障害年金 却下」に決定された人でした。


「…じゃあ、これ、受け取ったらワイロだ…(冷汗)」


…焦りましたねぇ、これは。職場がパニックになって、しばらく仕事にならないし、宛名人になってたもう一人の障害年金担当は、上司に会議室連れて行かれて経緯聞かれてるしで。名前だけ聞かれたんで教えたとのことだったんですが。それがこんなことになるとは、思いもよらなかったでしょうね。

送り主は、袖の下渡して、障害年金を出すように計らって欲しいんじゃ無いでしょうか。…出来るか、そんなこと!バカにしてるのか!!怒り心頭ですよ!!こんなもん。

大体、障害基礎年金の診断書審査は社会保険庁の専属ドクターがやるんで、私たちは不備が無いようにして書類を受け取るのが仕事ですわ。それは粛々とやりましたよ。却下は我々のせいじゃありません。症状が軽いからか、なんか我々の知らない理由があるんですよ。

担当者曰く、「こんなことは前代未聞だ」とのことで、上司によるとこういう場合、人事課に相談して、丁重に送り主に送り返すのがスジらしい。そうしました。ついでに送り主に説教の一つも食らわしてやってください。


…誤解されてませんか?私たちの仕事。

私たちはね、中国共産党じゃないんですよ!(苦笑)そもそもね、公務員とか役人とか言うのは、私のような木っ端役人に至るまで、ワイロとか付け届けから一番遠いところに住んでいます。だから、もしそんなことがあったら叩かれる。マスコミさんにゃ良く叩かれ、まるで役所じゃワイロがまかり通ってるみたいに彼らは言うのだけれども、どうよ!勝手に送られてきた商品券で、この慌てぶり!!みっともないだろ。新聞勧誘員にビール券貰っても、誰も慌てやしないのにさ。いくら民間さんでまかり通ってるからって、そこは違うんですよ、我々役人ってのは。とにかく困るんです。

ワイロというものに嫌悪感を示すのは人として当然たることと思われます。チップですらも気持ち悪いわ!葬儀屋や医者みたいな慣習もねえよ。

公務員の場合、制裁もそりゃあ厳しいものです。法律で決まってますから。ワイロなんて受け取った日には「懲戒免職」くらって退職金も出なくなる。バレやしないと信じ込んでるおバカはともかく、多くの公務員にとっては、懲免どころか5年の懲役すらありえるワイロなんて、考えられないです。刑事罰ですよ刑事罰。もう社会復帰できねぇ。

関西コミティアへ

cut107.jpg


新大阪はセンイシティへ、関西コミティア行ってきました。
ぼちぼち独立が見えてきた私としては、自分の趣味である「マンガ」というものともう少し深く付き合う、確固たる何かを掴みに行って来た感がある。なんらかの「自分探し」かも。そういう深い思いを秘めて行くと、ハッキリ言って楽しめないので止した方が良いという実感です。

とりあえずセンイシティ5階まで行くと、入り口で魔女帽子かぶった女性の方がいて、ああやっぱ異世界に近いと思いました。

cut108.jpg


まずはティアズマガジンという入場券兼カタログみたいなのを買って、一周ぐるーっと回ってみました。いやビックリした。「げんしけん」などアレコレで、コミケの空気は「濃い」と聞いていました。でもそれは東京で盆暮れにやってる大イベントのことだろうと思ってたんですけどね、こんな地方の小会場でそんな空気どーやって産むんだ、と。


なんだろうか、アレ。湿度が高いんだろうか?仕事で被災復興支援の会場で似た空気を味わったことがある。「読み手と描き手の真剣勝負」なんてコピー打ってるわけで、とにかく見本誌ならべてる机の前で、「立ち読み」ということが、私にはなんか出来ない。職場で培った「存在感消すスイッチ」が入る。本当は会場内も写真撮ってやろう思ったんだけど、考えただけで恐ろしいことである。フラッシュをたくなど!!悪魔に追われるのび太の「石ころ帽子」が汗で脱げてしまうようなものだ。

とにかくパニック状態になってきたので、1Fの喫煙所へ逃亡した。会場からはタバコの匂いが一切しないのがホント不思議だった。私の中でこのタバコというものは「拒絶の意思」であり、「煙幕」であると思う。そうしてやっと落ち着いて、わざわざ新大阪まで来て帰れんという思いと、もひとつ軽くこのコミティアに接しようと思いを胸に、再度会場へ。

やはり主催側もそうしたオタク心理のアウターリミッツ症状をご存知なのか、会場出展サークルの見本誌を集めたスペースが用意されていた。人気WEB漫画サイトが出展してたら買おうと思ったんだが、一冊も見つけられなかったのが残念でした。

いくつか気に入ったの買って帰りました。狂一郎というロリエロマンガ家が、西部劇を舞台に至極まっとうな少年マンガを描いていたのを見て衝撃を受けました。買って帰りました。面白かったですよ?ブースにいたのは本人だろうか?

・ワンダと巨像

cut106.jpg


・ゆっくり楽しんで描いてますが…
あまり更新スパンが開くとあれなので、4コマくらい描いておこうか?

・ニートの愚弟からメールが入りました。
愚弟「『ワンダと巨像』、買っといたで」
マルメン「それ、誰のお金で?」

・もう年齢のせいか、ああいうめまぐるしいアクションゲームについていけないところがありますが、名作『ICO』を作ったチームが出しただけあって、この「ワンダ」はとんでもなく凄いです。
「・・・・でっけー!!!!」
何回も叫びますよ、これ。



お仕事の話

・昨日の東京地裁判決、「学生無年金障害訴訟」。
けっこうビックリな判決が出ました。

現在は学生も含めて20歳以上の人は、国民年金への加入が義務付けられています。で、年金ちゃんと払ってて、万が一、怪我や病気で障害を負うと、症状の重さによっては『障害基礎年金』という年金が支給されます。年間79万4500円です。月6万6000円くらい。

しかし20歳以上でも、入らなくていい人がいました。昭和61年までのサラリーマンの妻と在日外国人、加えて平成3年までの学生は、国民年金への加入が任意(自由)でした。じゃあ入るも入らないも自由だった時に障害負ったら、どうなるわけ?

この場合、障害基礎年金は支給されません。この障害基礎年金は、国民年金をちゃんと納めていることを条件に支給される、自らの拠出があって初めて得られる「保険」と言っていい。

ところが20歳になる前から、障害負ってたらどうなるか?生まれつきの障害というのはあります。この場合、「純福祉的意味」において、20歳前障害の障害基礎年金というものがあります。

したがって、いつから障害になったか?というのは大変重要な問題になってきます。そこで、「初めて病院に行った日」→「初診日」というのを決めています。「初診日」はとても重要で、その日から2ヶ月前までどのくらい年金を納めてたか、あるいはその時点で20歳になっていたのか、いないのか、そこが障害基礎年金においては最重要な問題なわけです。年80万がもらえるのか、もらえないのか。就労そのものが困難な障害者にとっては、1日のズレで死活を分けるほどに、重要な「初診日」なわけです。


さて、この訴訟では学生時代に国民年金に任意加入していなかった精神障害を持つ原告が、国と社会保険庁を相手に「障害基礎年金却下の取り消し」を求めた訴訟でした。この場合初診日は20歳以降、その時大学生であった原告は年金を納めていません。この時期、年金に任意加入していた学生は数%であったと言われています。

判決は、「統合失調症(※精神障害)」という特質からかんがみ、初診日は20歳以降でも、医師の判断から20歳前から発症していたとみなすことが出来る。初診日は例外的にこの発症日にあわせるべきである。」といったものでした。


画期的な判決と言えますよ。正直ビックリしましたよ。これまでそういう例外が認められてきたのは、精神発達遅滞くらいだったんで。これが通ったら、救われる障害者がかなりいるだろう、という実感があります。そのぐらい、このケース多いんです。ただまあ地裁判決なんで、高裁以降でひっくり返る可能性はかなりあります。

関西コミティア

cut105.jpg

汚くなってきた部屋に山積させた原画に、コーヒーをぶちまけてしまう。スキャン済みでよかったけど、この元絵は捨てる羽目になりました。とっても悔しいです。

10月30日に関西コミティアなるものが行われるので、いっぺん見学に行ってみようかな、と思っています。たまにはアクティブにいちげんさんして来ます。写真撮影可ならレポしてみようと思います。

飲み~

cut104.jpg

トレース問題については、トレースの善悪の是非よりも、「トレースに類することを一切やってないと言い切れるマンガ描きが、世の中にいったい何人くらいいるんだ」と言うような、自分の尺度の中でしか語れてなかったことに、なんか打ちのめされました。自己の正しさを盲信できる、なんらかの老化現象だな。上は写真を脇において目でトレースした結果、台座部分がひどく歪んだ。マジで、描いてるうちは歪んでることが分からないんだが、目でも悪いのだろうか…


今日は課の親睦会で、なんだかちゃんちゃら白けた飲み会でした。全員が楽しんでない、早く帰りたい雰囲気の強い、別に親睦を深めたくないような微妙な空気の中にいました。ムードメーカー不在です。

阪神大敗が拍車をかけます。場にいない嫌いな人バッシングなども折をみて行われます。

さて、「自分が存在する空間には敵を作らないように生きることを心がける」私マルメンライトとしては(っていうかそんなことはたいていの人が意識せずしているが)特定の「嫌いな人、認められない人」というのは作らず、とりあえず自分の価値と相手の価値を相対化してみて、比較的相手を持ち上げます。「自分と合わない人」といのはいたとして、それは多分「自分とあまり会わない人」になってきます。だから仮想敵として、中国反日主義とかニートとか漠然としたものが上がってくるんですけども。

したがって、特定の「嫌いな人」を最初から持っている人、あるいは必ず集団の中に「嫌いな人」を作る人、っていうのはどうも良く分からんなりに大過なく暮らしてます。

ただなんかの本で、「嫌いな人、認められない人がいるということは、一生懸命生きている証拠である」というのを読んで、ああそうなのかと思った次第です。

トレース問題のこと

a4.gif


ここ。

とりあえず「SLAMDUNK」の井上雄彦!
絵のレベルの高さにあらためて気づきます。服のしわ!!驚愕です。


この件に関しては、パクった末広って人があまりに可哀想な気がしますわ。バガボンド連載してる講談社の作家が、騒ぎ起こすと不味い。法的にはなんとも無いけど、多分もう井上がいる限りは講談社で仕事できないでしょう。回収&絶版!

一方、この検証サイトの作者の腕の良さに、私は少々の感服と恐怖をおぼえましたよ…このサイトが一人の漫画家を追い込んだわけでね。年金も無い業界で、自分は安全な場所からさ。スキャナーとフォトショ、あるいはコピー機とトレース台が進化し、廉価になってきたおかげで、確かに構図とかは盗みやすくなってます。で、それが暴露されて、問題にされ、大騒ぎになるようにもなってきたわけで。
「時代って怖いわー」
「怖いのはいつの時代にでもいるこいつだよ、超粘着」
(鈴木みそ『銭』より脳トレース)

私でいくと、覚えてる範囲で『M74』の66ページはミレーの「晩鐘」っていう絵のパクリ。…67ページは最近の「ああ!女神様!」の…スイマセン、怖いんでこれ以上は勘弁してください。ちなみに『M74』はサルマネうんぬんが取り沙汰される作品です…  orz

ちなみに、下に敷いて、透かして「なぞる」のがトレースらしい。目トレースとトレースを分けたとして、書道でいうとお手本を基に書くのが目トレース、下に透かしてちょっとづつ塗っていくのがトレース…私はコピー機の用意が無いので、残念ながらこれは出来なかった。持ってたらやってたような気がする。ていうか、この件で井上雄彦の服のしわの凄みを実感し、コピー機購入を検討すらしている。

ちなみに、中学時代に書道の夏休みの宿題で、私は後者のトレースで宿題を提出し、優秀作として飾られたことがある。

そのことは秘密にした。仲のいい友達にバラしたが、「あったま良いなーお前」だった。粘着の子とかにバラしたらやばかっただろうな。思うに、ちゃんと練習して飾られるくらい努力していれば、現在において字が下手なことで上司に怒られることもなかっただろう。実際、「予想外に飾られた」ことに対して、バツの悪い思いっていうか、葛藤をしたことだけは事実だ。

とにかくこの件では、プロ漫画家というのは実に厳しい世界なのだな、と思った。だって仮に目トレースでも、それを完璧に出来ちゃうならトレースと見分けがつかないし、ああいう検証サイト出されたらぐうの音も出ないよ!目トレースが完璧に出来るわけじゃないけど、私にすれば、現に紙に向って、イメージ仕切れてないものを描くのは本当に難しい。描いてて自信が無い。例えば資料本をよーく見て、本を閉じて描いて(開けながらだと描きにくい)、描いた後に本を開けて、あってるか確かめ、あってない線を消して書き直す…これも結構やばい行為だろうか?うーん。

自分ルールでコレがOKなら、コレで良いんだろうと思うのだ。どうせたいして気に入らない絵になってしまうが、漫画は絵と文章と物語と構図と、とにかく全体で見るんだから全体で達成感や満足が得られるなら、まずはそれで良いんじゃないか?漫画はべつに芸術じゃない。何度も何度も上から色を塗る、絵画じゃない、エンターテイメントだ。娯楽だ。そして才能も資本も人脈も乏しい人でも、老いも若きもチャレンジできるくらい表現の方法が幅広く、面白いものだ。ハンターはネームでも面白いし、カラーもありえるじゃあないか。

実際に金稼いでるプロ漫画家が、写真、資料、他の作者のマンガ、トレースを一切やってないと言い切ったら…才能の乏しい私のようなアマから見ても疑わしい。何人いるのだろう。
前に写真トレースで愚妹の話をしたものの、ああいう才能がある人しか漫画家になれないのだとすれば、ちょっと夢が無い話だ。
でも例えば井上雄彦がNBAの写真やビデオをパクってないと言い切ったとして、この人が言うなら信じても良い。井上雄彦はやっぱすごいと思う。今回の件では、カリスマ性の差も出たんだろう。


この件ってある程度、踏み絵的な感じがしますわ。
世の創作を重んじる人(表現問わず)が、このニュースに反応しない訳無いと思うし、身に覚えのある人は言い訳する、擁護する。スルーする。私は身に覚えがあるし、擁護派。スルーが一番賢いと思うけど、まあしかし出来れば一般にバレない程度のパクリ方法や資料探しを習得したいと思う。その意思を込めて擁護派。この件があって、67ページはいつかまた直したいです。

完全無欠のオリジナルの人を尊敬したい。その人は、私が得られなかった最大の才能を持ってるんだと思う。ゼロからキャラ作って、物語考えて、舞台考えて、展開と決めゼリフ、さらに実にかっこいい構図。今や漫画が映画になるくらいだけど、映画が何百何千のひとで作るのに、漫画は一人の作者と数人のスタッフで作る。それをゼロから!なんて巨大な才能なんだろ。私はプロを目指してないし、映画志向じゃないけど、(多分ゲーム志向が一番強い)せめて「プロ漫画家」の、完全オリジナル創作者のそういう気分でいたいのだと思う。才能が全然足りないけども、その気分を味わうためには、足りない才能をトレースで補うくらいの根性が必要だ。トレースだって難しいし、手間だし、一度やってみたらいいんだよ。写真トレースはサイズの問題もあるし、影で見え難くなった部分を、どこを線として抜いたらいいか、本当に迷うんだからさ。


ワープロというものが生まれたおかげで、字が下手でも精神面以外では困ることがあまり無い。いつか頭にコードを繋いで、イメージだけで絵が描けるようになったら、この件は問題にすらならなくなるだろうさ。

あにめ~しょん

siesta-runp.gif

なんか一日コレやって遊びました。顔を同じサイズに描けなかったのが違和感を醸しますw

「荊の城」

cut102.jpg

シリーズ書評。スジと感想です。ネタバレなんで、反転。

タイトル…「荊の城」上・下
著者・訳者…サラ・ウォーターズ・中村有希

19世紀半ばのロンドン。17歳になる少女スウは、下町でスリを生業として暮らしていた。そんな彼女に顔見知りの詐欺師が、ある計画を持ちかける。とある令嬢をたぶらかして結婚し、その財産をそっくり奪い取ろうと言うのだ。スウの役割は令嬢の新しい侍女。スウは迷いながらも、話にのることにするのだが…  CWAヒストリカル・ダガー受賞作者の第2弾。2004年度宝島社「このミステリーがすごい」海外編第1位!


以下ネタバレ含む感想

感想としては結構満足度高いです。☆☆☆☆★。
上下巻2000円のこの本は3部構成になっていますが、目次にこのことは書いていません。第1部、スウ視点。第2部、モード視点。第3部、またスウ視点です。とりあえず、第1部の値段が1500円です。2部が400円。他はスジを追ってただけになってきますね。でもそれくらい第1部がよかったです。

第1部で、ブライア城の令嬢モードを結婚詐欺にかけ、財産を奪ったあげく精神病院へ放り込むという、鬼畜の計画を立てたスウと詐欺師の“紳士”ですが、実際計画に入ると、なんとスウとモードお嬢さんが百合に墜ちてしまいます。

モードは“紳士”いわく、「気が狂ってる」ということだった。しかしスウは、「この娘は気が狂ってるというより、楽しいことを何も知らずに育てられてしまったんだ」と気づきます。モードが卵を嫌いなのにずっと前のメイドに食べさせられていたことに気付いたり、カードゲームや恋占いを教えたりします。モードは伯父が神経質なせいで、いつも手袋をし、美しくて柔らかい手をしています。


ここまでは良かったんですけどね…


話が怪しくなるのは、モードが歯が痛いといった時に、銀のゆびぬきで尖った歯を削ってやるシーンあたりからです。イマ○チオみたいなシーンに仕上がってますw
モードは寂しがりなので、夜は一緒のベッドに寝ます。これは当初、健全な意味でです。だけど、息遣いを聞いたり、触れようとして止めたりと、だんだん百合の芽が…

そこへついに紳士がやってきます。すでにモードは紳士にぞっこんいかれています。急にそっけなくなるので寂しいスウ。絵の授業の合間に、紳士はモードにキスしたり触ったりします。やりたい放題っていうか、まあそうでもないんですけど。残酷です。スウ嫉妬。紳士は貞操観念が出来た人なんで、一線越えないけど、しかしこれは寝取られといって、過言ではない。

ついに紳士がモードにプロポーズ、計画も大詰めですがスウは気が気じゃありません。モードは自分を信頼し、プロポーズにどうしたらいいのか相談をもちかけます。「そのプロポーズを受け入れたら、財産を自分と紳士に盗まれ、モードは精神病院へ…」


このあたりの葛藤がものすごく面白かったです。百合属性でかなり気落ちした私ですが、かなり熱いシーン。…悩むスウですが、心を鬼にし、結婚を受け入れて駆け落ちしなさい、とアドバイス。これでモードは破滅です。

そして、モードはスウに、「初夜のやり方を私に教えて」と…


…これは、ねぇ。
「腐」というやつかも知れませんね。
上がったり下がったりなんですよ、テンションが。
ただ、ここまで来るとなんかこの百合ッ気もなぜか受け入れて
読んでしまいました。


しかし、どんでん返しで、精神病院に入れられるのは、なんとスウになります。モードは結婚を後悔して本当に気が狂ってしまったふりをして、ボロを着たり髪を細工したり、スウに宝石類をつけさせるなど巧妙にスウへ罠を仕掛けていたのでした。モードと紳士は実はグルなのでした。スウは屈強な看護婦に取り押さえられ、モードと紳士は逃げてしまいます。

ここで第1部終了。
これは燃えました。だってもうイメージ優しいお嬢様だったモードが、相思相愛だと思い込んで罪悪感にさいなまれるスウに「ああ、お可哀想な奥様!」とかいって嵌めるんですから。この裏切り!じつに素晴らしかったです。


ところがねー…、第2部と第3部がグダグダダラダラしてまして、まあとりあえずモードとスウの愛だけは本物で、他が全部ニセモノ、という展開でした。生い立ちとか、信じる家族とかが全部裏切ります。えらい学者だと思ってたブライア城の城主の伯父さんが、ただのエロ本マニアで、膨大な蔵書が全部エロ本。そしてモードはエロ小説を美女が朗読という老人のマニアックな趣味に付き合わされてたり…化けの皮がはがれるのを楽しみにしたらいいんでしょうかね?

だから4つ星は第1部だけの価値になります。かなり追い詰められた状況になるんで、痛快な局面打開を見たかったんですけどね。第3部なんてVS紳士の大まとめシーンでなんかゴチャゴチャしてるうちに紳士が刺されて終わったり。

シメはエロ小説家になってしまったモードのところへスウが訪れ、
「なんて書いてあるの?」
「わたしがあなたにしてほしいことよ。来て…」
となって終わりです。


第1部が本当に良かった。盛り上がって盛り下がって、最後に盛り上がる、そのままバッドエンドで問題なかった。これが2004年のNO.1ミステリーというのは、どうかな、という気はします。「マリア様がみてる」とか流行ってたみたいですからねー。読んでないけれども。

全体に、そーいう禁忌的な空気は漂ってまして、例えばブライア城の下働き少年チャールズ君(金髪)は紳士に堕とされちゃってるし…。




以上でした。

ところで、なんで海外の小説は「ふざけんな!」「だまれよ、この!」「うっせえ、この売女!」とかの罵りあいをあれほどクローズアップしていくのか、良く分かりません。だって差が無いのにあんな何回も出されても。


電車で読む本

cut101.jpg

5話より。第5話製作にすごーく時間がかかっていて、まあまあ苦労も少しは楽しまないと、とのんびりやっています。一方、毎週日曜更新の名残か、なんか更新しないといけないような義務感にも追われていて、ホントたまにでも来てくれる人をガッカリさせてはいかんと。
それでいま「ラクガキ王国」にはまってる愚弟に、「ポリゴンシエスタを作ってくれ」と頼んだりして、にべもなく断られたりしています。


通勤に2時間かかるんで、音楽聞いたり小説を読んだりしている。それで最近は「茨の城」という上下巻の長い本を読んでいて、これは19世紀ロンドンで、貧民街のスリ少女が仲間の詐欺師とグルになり、古城にすむ令嬢を結婚詐欺にかけて遺産をいただく計画の手伝いをする、と言うお話。「エマ」という漫画が好きなので。なんでもサラ・ウォーターズとか言う作家で、「イギリスNO・1」の触れ込みに釣られて買った。


それで上巻の途中まで読んで、主人公のスウがメイドに化けて、モードお嬢さんに取り入る、というところで・・・

以下ネタバレ(反転)



なんとお嬢さんとスウがレズりよるんです!

うわー!うわー!!超ガッカリ。そういう属性無いんだよー
イギリスNO・1ミステリーでこんな同人誌みたいなの、やめてくれよー



以上。

でも買った以上は絶対最後まで読むんですよね。だからあんまり買わないんだけど。むかし、「皇国の守護者」1~9巻、要塞戦あたり以降急速に面白くなくなったけど、それでも最後まで読みました。でも本当、「茨の城」はまだまだ上巻の半ばなんで、この先どうなるのかちょっと楽しみではあります。 

才能限界論

cut100.jpg


以前、従姉妹の女子高生の家庭教師をやったうんぬんの話があったが、最近また中間テストやらで私の教えを乞いに来た。「生物」の勉強に付き合ったのだが、「遺伝と発生」に関する科目なんだけども、生殖だ受精だのあたりが内容で、

「だから受粉したら、花粉管が伸びていって精子を送り込むわけで」

メガネショートの地味っ子が顔真っ赤にして聞いてくれたら、と思う

さて、まず「プライベートレッスン」的な妄想を打ち消して進めたいのだが、この女子高生ときたら不真面目で、ライブだクラブだと遊びまわり、タバコこそ吸わないものの、変なクスリでもやってんじゃねえのかと思うほど、バカ。学校でも教師に反抗したり、授業中に大声出したりウロウロ歩き回ってるみたいで、ノートはとってねぇし教科書も落書きばっか。それもカラフルなバカっぽいロゴで自分の名前書いている。何の意味があるんだ。
ゆとり教育の弊害を絵に描いたようなキャラである。逆に平均的な女子高生と言えるかもしれないのだが。逆に。


(以下、この女子高生を愚妹とよぶ。)


多分、リーマンよりマシな人生送ってる人は、愚妹を自分より下に見ると思う。偏差値43くらいだな。偏差値47の私くらいになってくると、こんなやつはもう完全に下。社会の下の方でお決まりのコースを行くんだろうと思った。小学校時代はもう少しマシな少女だったが、最近会って、「ああダメになったんだな」と思った、実際。

しかしながら愚妹は愚妹で大学時代の私から、小さくまとまって好きでもない仕事に縛られる、夢を忘れた大人になった私をどう思っているのか?まあそれは軽侮感を漂わせる話しぶりで、自分の近況を誇らしげに語る彼女から「察せよ」というところだ。


一つ悔しくてたまらないのは、愚妹の持つ「絵の才能」だ。
工業高校のデザイン科に通う彼女は、自分の持つ才能をくだらない自分名前のロゴなどに浪費しているが、それは私がどんなに得たくても得られなかった才能だ。上の絵は写真からトレースしたものだが、愚妹はデッサンだけでそれができるし、そういう絵は原風景より美しくなるときがある。私は70ページもカラーマンガ描くなど、これでも結構努力してると思うのだが。愚妹が簡単にそういった絵を描くことが出来るのは、まさに才能というものだろう。


日本の社会は競馬にたとえると、ほぼ横一線のレースで一馬身差を競いながら、圧倒的大差がつきはじめると、集団の後ろの方から「あんな速いのは汚い、反則だ」の声が上がり、やがて全員の声が先頭を糾弾し始め、辛くなった先頭はやがて馬群に沈むという構造だ。例えば、それは学業、入試と言うレースでそうだった。

だから私は(それが私の限界だったから、でもあるが)中団からやや後方につけて、周囲に失礼が無いように競い合ってるふりをしながら、あとは余力でギャロップしたり耳をパタパタさせたりしてるしてるわけだ。

どんなに頑張っても、学業競争でも出世競争でも、一等賞はおろか、上位に食い込むことも出来ない。やればできる、じゃない。絶対出来ない。夢の多い頃や若い頃は、ここに「何故?」を唱えた。「やってみなきゃ分からないじゃないか」

そしてそういう頃に限って、「世の中は退屈でつまらない」と言う。
思えばこのセリフも今となっては大嫌いなセリフだ。テレビでも雑誌でも見たら分かるとおり、世の中と言うのは実に多彩であって、スペクタクルに満ちている。世の中がつまらないと嘆く前に、その世の中の多彩さと関わっていない、つまらない人生を嘆くべきなんだ。


愚妹は絵はもうあきらめてるそうだ。デザイン科の同級生の中で、絵の成績が下位にあるとのこと。絶対に絵ではかなわない人が大勢いる。愚妹ほどの才能があっても上には上がいるのである。進めば進むほど回すのに力のいる、ネジのようなものだな。いまダブルスクールでメイクアップアーティスト(お化粧業界)の学校に行ってるらしい。それを聞いた時、私は比較的真面目だった愚妹の小学校時代を思い出して、少しホッとした。一方、なんか可哀想でもある。

…サッカーで世界最高のサイドバックというと、カフーとロベルト・カルロスなのだが、このコンビはもう十年近くもブラジル代表で衰えを知らない。雑誌で読んだのだが、他にもブラジルにはシシーニョとか若くて良いサイドバックがいる。彼らは若いけどカフーとロベカルにはかなわん。才能の桁が違うらしい。特に心肺能力で、平常時心拍数と、激しい運動から平常値へ戻るスピードが全然違うらしい。しかもこれは訓練で得られるモンじゃなく、遺伝的なものらしいのだ。

ナイナイの岡村も、笑いではさんまには絶対かなわないので、死んでくれと願うばかりだそうである。

やっぱある程度以上は努力じゃない。「才能限界」は、確実にある。
しかもまた、社会はやってみて出来なかったタイプの人間が形成してる。ここに受け入れられようと思ったら、才能があるだけじゃだめじゃないのか。才能+αが大事で、それは若さや人脈だったりするけど、若さはいつか失われる。



今日の最初の部分には、人に言えない私の属性が仄見えるような内容となっていますかね。属性を全開にしてしまうのは恥ずかしいことですが、昨今の妹ブームを生み出したとあるシナリオライターは、小学校時代、周囲がドラクエだドラゴンボールだと騒いでいた時、一人ノートのすみに「僕のいもうと」というタイトルで妄想を書き綴っていたという伝説があります。そういうパトスが必要なんだよ、と思うのね。鉱山と火砲を描いていこうと思う。


近況

cut099.jpg

使わない絵です。シエスタはこういうハイな顔をあまりしない子ですが、私もまた我慢してるところがあります。特殊能力バトルなんか大好きですからね。

…近況

・サイト運営に関しては、『M74』の更新はちょっと先延ばしにして、充電期間に入ります。11月中には再開できると思いますんで、どうか忘れないでください(切)

・サイトもいじります。キャラ人気投票開始しました。どうぞご協力ください。作者がいつも気にしてるところなんです。どうでもいい話ですが、ジャンプのあんま人気無い漫画が人気投票やって、一位で800票とか見ると悲しい時がありますよね。天下のジャンプでさ。うちは5票も入れば良いんじゃないか?
人気キャラには一枚絵がTOPのランダムやWEB拍手に用意されたりします。作品中でも扱いが良くなります。あ!TOPのランダムもいじってない。

・TOPのランダム表示を一新したいです。

・掲示板にアイコンくらい用意したいな、と思っています。


・実生活ですが、ペットのフェレ(フェレット:1歳)が亡くなりました。かなりヘビーな死に方をされ、大変ショックです。突如エサを一切受け付けなくなり、動物病院へ連れて行くと原因不明。「腸閉塞」かもしれないので、一週間様子見て、と言われて。みるみる衰弱して行き、その日の夜には、2・3歩歩いてはフラフラとよろけ、コテンと倒れていました。ついこないだまでの元気な姿を思うと悲しかった。最後は母の腕の中で苦しそうに息をし、小刻みに痙攣していました。最後に大きく溜め息をつくように一呼吸した後、逝きました。

・フェレットは十年生きることもあるそうです。ペットが平均寿命まで生きないのは、飼い主のせいでしょう。

・思えばいろんな生き物を飼ってきました。昔から、犬猫というオーソドックスなペットは避ける傾向にあるようで、亀、ニワトリ、リス、ハムスター、フェレットと来ました。朝起きたら死んでたケースが多かった。

・東野幸司じゃないんで、それなりに悲しいんです。買ってきた時は本当に小さくて、私が風邪引いたらフェレも風邪を引いてしまい、お互いくしゃみばっかりしてぐったりしてました。

・寂しいんで、今度はチワワ飼いたいです。


国体奮戦記 後編

cut096.jpg

全日程4日間のうち、実に3日が雨という、最悪のロケーションで行われました国体「セーリング」のプレ大会。私は会場から遠く離れ、臨時駐車場で警備してました。つまんねー仕事でした。

プレ大会というのはサッカーワールドカップで言うところのコンフェデレーションズカップでして、競技関係者サイドの成績いかんもさることながら、運営関係者サイドが仕事に慣れることと、運営上の問題点を洗い出すことが大きな目的となっています。なんせ国体は毎年一回47都道府県で行われるわけですから、運営側にとっては47年に一回ということになります。貴重な経験というわけです。


とはいえ、駐車場の警備ごときで問題点らしい問題点が出るはずもありませんでした。サッカー、柔道、バスケみたいな人気競技ならいざ知らず、朝8時までに競技参加者の車が入ってしまえば、観客はその家族くらいですんでね。金持ちの競技なのか、高そうな車ばっか来てましたよ。それにしてもモーターを使わない「セーリング」という競技にトヨタやホンダのチームが参加してるってのは面白いもんです。
cut092.jpg


向こうに見えるは「六甲山脈」です。名高い「六甲おろし」が吹きます。見晴らしのいいところでした。降りしきる雨の中、100円合羽一つで何時間も立ちつくし、雲の移ろいと風の音を聞いていると、次第に心が穏やかになるのを感じます。時が流れていきます。


でもそういうオジンくさい感慨には初日で飽きまして、翌日以降暇な時は「漫画のネタ」考えてました。デジカメ片手に警備してても全然問題ありますまいて。で、これなんですが臨時駐車場から見える風景の一つにこういうのがありました。

cut098.jpg


「私の働く街には跳ね橋があります。」

ここからはじまる短編を描きたい。私は小器用な作者ではないんですが、
16ページくらい白黒なら、「M74」の合間で出来るような気がしますねぇ。

国体奮戦記 前編

cut090.jpg


10月7日~10日の4日間、某市ヨットハーバーにて「セーリング」という競技の国体プレ大会がありました。帆のついたヨットでレースするんです。当然このマルメン“2代前まで家業が漁師”ライトにも動員がかかり、そこは私も「海の男の末裔」として勇気りんりんで働いてきました。潮風と冒険が私を呼ぶのです。

とりあえず運営関係者は朝6時30分に集合なんですが、遠隔地に住む私は始発電車に乗るため、ギリで朝4時起きということになります。これはかなりきつかったです。帰ってマンガなんてそんな余裕無かったです。それでも始発に間に合うだけまだマシと言うもので、自動車ということになると…高速代が往復1500円もかかるし、下道でいってもガス代がバカにならん。

しかし朝の海は気持ちが良いものです。

cut091.jpg


秋のセーリングは素晴らしいと思います。日差が強くないし、風はさわやかで空が高いです。ヨットマンたちは海のある土地、遠くは秋田から艇を運びます。


cut087.jpg

cut086.jpg



しかし残念ながら私は臨時駐車場係なので、会場から離れなけばなりませんでした。
続く

クソったれの人生

cut084.jpg

こうするしかないのだとしても


お隣に老夫婦が住んでいる。私が子供の頃は老夫婦じゃなったけど、私が大人になったら老夫婦になっていた。息子と娘が一人づついて、私より10~15歳年上だ。小さいころは遊んでもらったり、お年玉を貰ったりした。物静かで優しい兄弟だった。娘は嫁に行った。息子は、残念ながら「クソッタレ」だ。



今回はこういう話なので、読みたくない人は読まないこと推奨。




…この家族についてだが、爺さんは会社引退後年金暮らしだ。一度相談を受けたが、かなりの額を貰ってる。年金を生業とする私が見て、高額の年金を受けている人は、すごく優秀な人物というより、すごくまじめな人生を送った人だと思うのだ。
婆さんはむかしからすごく気立ての良い人で知られてて、閉鎖的で排他的な私の住む町で、早々に周囲に受け入れられた。うちの母も「ヨソモノ」ゆえの苦労を知っているので、この婆さんをすごく尊敬している。


それで問題は、いま、この隣の老夫婦が、我が家の一階の仏壇の部屋で寝てるということなのだ。「息子は車で出て行ったが、帰ったらまた暴力を振るわれるかもしれないので」
…クソッタレめ。

私はどうという行動に出るわけでもないのだが、こういった痛ましいできごとに対し、義憤に耐えないし、まったくこういうロクデナシのクソッタレを心の底から軽蔑する。腹が立つ。

この息子の人生だが、まあ高校を出て、フラフラして土方になり、結婚して、離婚して、退職して再就職せず、精神を病んだとかで親の家で親に養われていた。…クソめ!こんな人生を歩むヤツは掃いて捨てるほど世の中に居るとしても、「それは結局原因が社会にあるのだ、社会が悪いのだ」と私は絶対思わない!本人が悪い!全部自分のせいだろ!!その場その場で楽な方へ転がって、どうやったら良い人生になるのか、どうやれば安定するのか、それを何一つ考えずに生きて来た、その末路がコレじゃないか!

老夫婦はこいつの為に家を建てたんじゃない。こいつの為に長い間年金納めてたんじゃない。幸せな老後を暮らすためだ。こいつの為に、暖かな家はいつ暴力をふるわれるか分からないスリラーハウスとなり、年金は息子のあぶくゼニになる。「親が十分な教育、能力を与えなかった」あたりに、こいつのろくでもない人生の理由があったとして、それが老夫婦の人生を踏みにじる理由になるはずも無い!

老夫婦は幸せな老後のための計画をそれなりに考えてて、年金の相談を受けた私は相談に乗ってやったものだ。結局、全てパァなんだろう。顔を腫らしながら、他人の家に助けを求めてきた老夫婦の気持ちを考えると、私も悔しい思いでいっぱいになる。