雑記

親愛なる○○に捧げる

“ハーマングリッド”!!

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白い格子目の交差部分に影が見えないですか?
それって存在しないけど見えるんですよ。不思議でしょう?

職場では社会保険労務士の嘱託さんを数人雇っている。社会保険労務士は年金とか健康保険とかを取り扱う資格で、法を扱う弁護士や税を扱う税理士みたいなものだ。本人に代理して住民票を取る権利とかを持っている。
うちの嘱託さんの中にYさんという30代くらいの男性がいる。市の窓口で週3日ほど働くかたわら、社会保険労務士事務所を開くSOHOな方である。有能な人で、私のような寄らば大樹で甘えてる青二才には、輝くばかりの独立不羈の精神が眩しい。しかも甘いマスクのいい青年だ。完璧。
取るに足りない私ではあるが、Yさんに対してプライドを保てるぐらいの私のアイデンティティーはなんだ、と考えたら、タバコやマンガや西部開拓史を愛してることとかだった。要はこのサイトでみなさんに公開してるようなこった。残念ながら社会人としては暗部に当たるので、さあどうだっ、てわけにも行かない。

さて今日、年金課のホームページを手入れしていたら、
Yさん「おー、マルメンさん、課のサイトやってるんですか」
マル「あー、いや上から仕事振られまして・・・」
Yさん「凄いですね!かっこええですわー」
「サイト」という発言に注目したい。一般人はホームページと呼ぶだろう。そこで専門用語でカマかけてみることにする。
マル「まあ、うちの『サイト』は、なんか『ブログ』みたいなモンですけどね。市町村の『サイト』って、とんでもなく下手なんあるやないですかw」
Yさん「ああ、『ビルダー』で作りました、みたいなねw」

やってる!やってる!!
あ、でもSOHOだもん、作るわなー。そうするととんでもないことが分かった。
Yさん「僕ねー、サイドビジネスでWEBデザイナーもやってるんですよ。企業のサイト作ったりで、結構入ってくるんですよね。」
・・・ええ!?完璧超人!社労士ってここまで出来るの!?ここまで出来なきゃ社労士になれないの!?どうやったらそうなんの!?
あ!「すごいですね」って、めっちゃ三味線!!
Yさんの作った企業サイト数点とYさん自身のサイトを見せてもらう。すごい。Yahooに載ってる。Flash使ってる・・・ヘタレフラッシュじゃない、落ち着いた奴だ。
Yさん「このぐらいのも結構時間かかりましたけどね。もっとシンプルでもいいんやけど…よくネットしてたら、もうありえへん色使いしてるところ一杯あるでしょう?」
マル「…ありえへん色使い・・・?」
Yさん「やったらあかん色の配色というのがあるんですよ。まあそれも本を買って勉強したんですけどね。」
猛烈に焦るマルメンライト。プライドが崩れ落ちていく音が聞こえるようだ。『M74』も『ラッキーストライク』もカラー作品だ!色使いを勉強するなんて、いままで描きながら考えたこともなかった!困ったことに、『M74』はもう何ページも書き上げてしまってるし、キャラの色設定もほとんど終わってる!!
さっそく難波駅地下の旭屋書店で色彩に関する本を買ってみた。薄っぺらいのに1冊2000円もする色彩の教科書だ。あー、思ったより難しい本だ・・・グラフの意味がよくわかんない。でも冒頭の言葉が気に入った。「たくさんの種類があることを『色々』というくらい、世にたくさんの色がある」

冒頭のだまし絵はそういう経緯で入ってきた知識のお披露目だ。とりあえず理論より先にこういうところに興味が行きます。