
こんだけ買っても750円くらい…。
四国へ来て自炊してます。DSのお料理ナビみて、メニューだけ確認して手順と味付けを自己流にしちゃいますがなんとかなるもんです。外食が無いわけじゃないんだけど、もともと外食がそんなに好きな方じゃないんですよ。
長らく親の作るメシを食ってましたが、いろんなものが値上げになってることにこちらのスーパー行って気づきました。調味料とかそれなりにそろえないといけなかったので行ったわけですが、バターって今無いんだねぇ…。 それにしても塩とか米とかバターとか、なんだかんだと生活していく中で無くなっていき、そして必要な物が今買うと高い。結構へこみますね。そういえば今日は母の日だ。愚母は今年スーパー行って、毎回こんなへこむ思いをしていたのか。大変だったろうな。
こちらのスーパーは規模も小さいし調味料とかおやつとかゴミ袋とかはあんまり安くないんですが、ビックリするくらい野菜が安いです。だからたくさん野菜食べてます。だってさー、
現地産ピーマン5個で48円ですよ。ふつう150円近くするでしょ。一個10円切るってどういうこと? 商売として成立してるのか? タマネギ、ニンジンみな安く、マッシュルームは少し高かったくらいです。
これでカレー作ったんだけど、もう5〜6食分くらいあるんですよね。どえらい安くつきます。
その一方、肉や魚は比較的高いんですが、ベーコンやシャウエッセンとかのソーセージは、煮込んでもといい味が出るもんで肉食った気がしますね。そうやってしのぎます。しのぐという感じがなんか楽しい一人暮らし1か月です。
1か月1万円生活とかしてもいいかもしれない。
でもじつは、牛丼とかハンバーガーといったジャンクフードも恋しい。

あいにくの雨でしたが、あちこち散策してきました。
四国清流が村内で支流と合流して大河になります。まだ大河ってほどでもないか…
川遊びなんかどこでもできるんだけど、村は子供少ないから遊んでる姿もあまり見ないようです。残念だねぇ。岩場の流れの速いところも多く、アユとかアマゴがいっぱいいるらしいんで、渓流釣りにもチャレンジしてみたいものです。にしても釣竿がないし、町にでも買いに行くかな。

これまで土日まるまる暇とかしょっちゅうだったので、マンガでも描いていれば良かったのですが
こちらの人は土日によく集まってますね。もし何もしないなら土日って長すぎますから。今日も青年団の集会だなんだでひとが交流館に集まっています。私はもうおっさんですが、年齢的にまだ青年なので、青年団の活動に参加することになりました。料理したり準備したりと大変でした。にしたって、青年団の集会にまで村長が顔出すんだから不思議なもんです。
こっちはアウトサイダーなので少々つらいのは、村人の顔と名前をどうにも覚えきれないあたり。しかしまあ、いずれはそれもうまくいくようになるでしょう。

そりゃあ行楽地にいけばもっと大きくて立派なものはあるんでしょうけど、これだって樹齢100年を超える立派な木です。
鎮守の森とかに気付かずに入っちゃって、村人の怒りにふれて神隠しにあったりしたらどうしようと、来る前は結構不安だったりしましたが、神隠しはともかく立ち入ってはならない鎮守の森ってのも本当にあるようです。すごいですよね、そういう神聖なものがホントにあって、ずっと守られてきてるんだから。
そういったこともまたいずれ書こうと思うだけど、とりあえず朝晩の冷え込みがGW過ぎた今もまだあるってのが…まだコタツを片づけていません。これは夏も涼しいわ。きっと。避暑地には高原だもんね。
こちらのGWの過ごし方ってのはたいてい田植えになるらしく、実家から帰ってきた私が「連休どこかいかれました?」と楽しげに喋ってたら、「どっこも行かんがや!」と怒られました。
実は私も田んぼのオーナーになりまして、レンタルですけど。
これも村おこしの一環なんですが、田んぼを単に耕作するのではなく、それを貸し出す形にするんですね、一年だけ。そんで、実際にはほとんど農家の人に田んぼの世話をお願いして、自分は時々楽しめるときに農作業して、収穫はちゃんともらう。つまり自分は田んぼのオーナーのなり、農家の人に小作してもらうんです。小作農ってのは禁止されてるかそんなんですけど、田んぼオーナーは別にオーナーといっても収穫物に所有権がある契約をするだけで、土地は農家のものです。豊作不作によってかけたお金ほど得するかどうかであり、っていうか今の形は、そもそも収穫で得するかどうかというより、好きな時に農作業に触れることで都会のストレスを癒したり、楽しんだりすることに目的がある。農家の人にとってみれば不作でも一定の現金収入があるから良いのです。
私もこのGWに田起こしや田植えをしなくてよいのかな、と思ったんですけど、稲にも早稲や晩稲があって田植えの時期もそれなりに違うものらしいことがわかった。でも見に行きたいなーと思う。

うり坊が捕まってましたんで、珍しいんで写真撮りました。こいつ、村人に食べられるんだろうか。
こんなのが普通にいくらでもいるらしい。まったくとんでもないところに赴任してきたもんです。
うり坊ってもっと可愛いのかなーと思ったんですが、近づくと警戒して暴れだし、ごつごつ檻にタックルしてくるんでちっとも可愛くなかったです。

はしっこが切れちゃって幻覚見たような絵になった。
夕方村に一軒だけあるお好み焼屋さんに入ったら、女子高生が制服で給仕してくれて。
店主のおばさんの娘さんらしいんだけどね。いいなあ、のどかだなぁ。
私の村は良いところですが、やっぱり大阪のお好み焼きとは少し違いますね。何が違うのか…
こちらでは「大阪の人は家でたこ焼き焼くが?(焼くの?)」とよく聞かれます。そういえば小学校の頃は、土曜日の昼はよく吉本新喜劇のチャーリー浜に笑いながら母の焼いたたこ焼きを食べていました。チャーリー浜とか古いなぁ…この村は新喜劇が放送されてないと思います。来て1ヶ月で結構慣れましたが、こないだ帰ったばかりの大阪が少し懐かしいですね。
ところで、私がこの村でやる仕事というのは、大きく分けて2つになりました。この村が情報化に立ち遅れないように、村に光ファイバーを引く仕事と、過疎化に悩む村の特産品や名物を考案する村おこしの仕事。どっちもとっても面白い仕事となります。
光ファイバーのことはまた書きますが、今日は村おこしで遅くまで残って会議でして、この村の名主って言うかそういう地位のある人と、プロのコンサルタントを交えていろいろ話し合いました。この村、いいところなんだけど、あんまり名産物が無いらしいんですよ。大きい道路があってもみんな素通りしてお金を落としていかず、結局過疎化していく。
で、ああでもないこうでもないといろいろ話していて思ったんだけど、ああ、ここはこの人たちにとって故郷なんだな、ということ。これはなんかの雑誌で読んだんだけど、故郷というのは言葉以前の土地なんですよ。
故郷とは言葉以前の土地コンサルタントさんに、「この村って何が売りでしょう?」「せっかく大きい道が出来たんだから」とか言われても、名主さんがたからは何の言葉も出ないんですよね。歯がゆいくらい説明できない。
私なんかこの村に来たばかりで驚くことばかりだから、こんなに水清く緑鮮やかな土地はない、野菜がおいしくて安い、でも悲しいくらい、お土産に買って帰るものが無い、とか言ってみてはいるんですけどね。
コンサルさんもこんなずばらしい環境があるんだからと。で、グリーンツーリズムとかセラピーツアーとかがあって、たとえばストレスで精神に病を患った都会のビジネスマンを癒すようなツアー組んでみませんか、ってとこなんだけど、それってありですよね。私の知り合いでも精神を病んだのがいるし。現に自分がそうかもしれないし。だけどここに来たら、誰だって元気になれますよ。そんな土地です。
でも名主さんたちは何も言わないけど、「それはやだ」って感じ。閉鎖的ってわけじゃないけど… 都会とストレスは深刻な問題だし、それを受け入れるのはやっぱり信念と覚悟のいることで、素人がうかつに手を出すのは難しいかもしれない。んで、この村おこしの会議の提案者は村の若い人たちなんだけど、頑張って名主さんたちを説得するんですよね。このまま村おこししなければ、高齢化率40%超えたこの村は早晩にも崩壊するから。
どっちもはっきりとそう言わないけど、「村を守ろう」という意思が感じ取れたんですよ。
だからね、故郷というのは言葉以前の土地なんですよ。広い道路が開けたんですが、「道」なんて言葉を知る以前から、この人たちはこの村に道で遊んでいたんです。「故郷」なんて概念を知る以前から、この人たちはこの村に住んでいたんです。
そうだとすれば、私の仕事もおのずと定まりそうですね。
明日の仕事が終わったら、すこしこの村を散策して来ます。

GWが明けまして、村へ戻りました。なにか気分が晴れやかなのは、きっと空気の良さから来るものでしょう。
森丘GWは5月2日から家に帰ったんですが、なんか周りの人たちが異様に気遣ってくれて、まあ田舎も行ってみるもんだなと思いました。その前の4月29日の休みの日にあちこち回る機会があったんでその時撮った写真です。良い草原です。春の陽ざしを浴びて、新緑の草原を愛車で走ったんですが…。
実はその時、横に乗って道案内していたのが例のモンハンの先輩でしてね。この後、草原の中に車とめて、車から一歩も出ずに運転席と助手席でモンハン。キリンとティガを一匹づつ狩りました。ダメな大人だよな。ほんっとにダメだ。でもなー、これなー、ほんましゃーないねんな。ほんましゃーないねんな。こればっかりはな。
GW中、一緒に狩る人がいなくなった先輩は公民館で中学生たちの狩りグループに入れてもらったらしい。たぶん、その猟団には私も入団すると思います…。
巫女さんん〜、これは。良いものを見ました。
その4月29日は近くの神社は祭りらしく、豊作を祈るものらしいんだけど、お神楽があって風情のあることです。村の中学生がこういう
マニアックないでたちで出てくる。いやいや、マニアックなんじゃなくてごく自然なんですよ、この村では。この子達顔は写さなかったけど可愛かったです。神事に不謹慎なことでした。
この神社は山中の深い所にあるのに、海の神様を祭っています。ここが白亜紀には海だったからとかじゃなく、深い森から流れていく水が海を肥やし、恵みをもたらすことを昔の人たちが知ってたからだということらしい。ホントかね?

田植えのシーズンの始まりだったようです。
私も都会というより薄汚れた下町でしたが、人口密度は高い地域に生まれましたんで田んぼと無縁でした。傾斜のある地形に水平の田んぼが広がる、棚田とか千枚田とかいうんですかね。じつはもっと傾斜の強い土地に小さい田んぼを並べたところが他にもありまして、一望できる所があるんでまた写真撮ります。また、絵にしてみたいとも思う。私がこれを美しいと思うのは、この農法を編み出し、この地に住むことを決めた人々の努力を感じるからかもしれません。
こういうところを舞台に、都会のオタクが田舎の生活に馴染んでいくようなマンガも面白いかもなー
いいネタになりそうだ、こいつは。